一般的に「パソコンが起動しなくなった」「電源ボタンを押しても反応がない」「スイッチを入れても画面が映らない」となると、それイコール「パソコンが壊れた」と判断されるでしょう。
これは間違いではありません。今まで通りの通常の使用ができなくなったら、それはハード・ソフトのいずれかが「壊れた」という状態になっているのでしょう。

ただし、上記の「壊れた」と「データが取り出せない」は、実は全然イコールではありません。Mac、Windowsに関わらず、起動できないだけで、ユーザーデータは正常な場合がかなり多いです。
OSが起動しないから閲覧できないだけで、データは全然大丈夫な状態で存在しているのです。

車に例えると「エンジンが故障したけど、カーナビまでは壊れていない」などという状況に似ています。

※「パソコンの修理」「データの取り出し」は全然別のお話です。上記の例え話でいうと、エンジンが故障した車を修理するのと、その車から取り外したカーナビは、また別の車でもつかえるっていうのは全然別のお話ですよね。

考え方はご理解いただけましたでしょうか。

でも、上記の考え方は理解できても、

・ハードディスクを取り出す → 難しそうだ。時間が無い。
・正常なパソコンへ接続 → ウチにはその壊れたパソコン一台しかない。接続方法がわからない。
・データの取り出し → 意味が分からない。方法がわからない。

というのが「普通の人」です。

実際にやってみると、ハードディスクにも少なからずダメージが及んでいる場合もあります。読み取り可能だが極端に時間がかかる、部分的にエラーがあり読み取れないファイルもある、などという場合もあるのです。

今回は、ハードディスクは経年劣化で読み取りスピードはかなり落ちていましたが、読み取り可能な状態でしたので、単純なデータ取出し作業となりました。外付けハードディスクを別途購入し、取り出したデータをその中へ入れてご返却です。

作業料は出張預かり&納品料込で15,000円(税別)にて終了しました。(外付けハードディスクは別途レシートでの実費精算)

皆様、大事な家族写真とかが入ってたのに起動出来なくなって押入れの奥にしまいこんで忘れてしまっているパソコンとか、ありませんか?

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