10年近くのお付き合いいただいている会社からのご依頼。
「会計ソフトを使っている大事なノートPCが、ブルースクリーンエラーで起動できなくなった!」という事です。
伺って起動してみると、起動ロゴからWindows XPのようこそ画面まで行ったところで確かにブルースクリーンでストップしてしまいます。
とりあえずお預かりです。
一般的にブルースクリーンエラーは、一瞬だけ表示されてすぐに勝手に再起動がかかったりするケースが多いんですが、ありがたいことに今回のエラーはブルースクリーンのままじっと止まっててくれてます。念のため画面を撮影してじっくり観察してみるとまず目に入るのは「DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」の文字。
何かのドライバが悪さをしてるようです。んで、次に目に入ったのが下の方の「0xAB08086c」です。
この文字列にピンと来ました。「8086」っていう数字の並びはインテルのベンダーIDです。つまり、インテル製の部品が何らかの悪さをしてるようなんです。
これらの情報でググってみると、案の定インテルの無線LANドライバのせいでブルースクリーンエラーが起こったケースが紹介されていました。
ちなみに何でそんな4ケタの数字でピンと来たかっていうと「OSX86」っていう…(以下略)。
話を戻して…。試しに本体についているスイッチで無線LANをオフにして起動してみると、先ほどの「ようこそ」画面まで行ってもエラーが出ません。この状態でログインしてデバイスマネージャーを見ると、やはり無線LANはインテルのProWirelessシリーズが搭載されていました。
んで、インテルのサイトから、対応した最新のドライバを拾ってきてアップデートしてやり、今度は無線LANをオンにして起動すると、めでたく正常起動!
年末仕事納めの日にお預かりして、正月7日の仕事始めに納品でしたので、お客様の営業日的には、実質一泊二日の修理預かりでした~。
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