年度末のここ一ヶ月は、毎年恒例の企業のPC設置・設定作業であちこちへ引っ張りまわされ、スーツを着て肉体労働(PCの移設・撤去・新設など)をする、何とも変な仕事ばかりをしてました。

さて、今回のお客様は、Mouse Computerのデスクトップ機で、約6年前に購入。Core2Duoでメモリ4GBと結構贅沢な仕様ですが、突然、起動しなくなった、と。
朝「ホームページを見た」とお電話いただき、昼過ぎに拝見しに伺いました。

電源ボタンを押すと、ケースファンやCPUファンは回っています。HDDも回転しています。しかし、モニターにはBIOSのロゴも何も表示されない。HDDのアクセスランプも点滅していない。
とりあえずケースを開けてみると、まぁ想定内ですが、かなりの埃が溜まっていて、あまりよろしい状態ではありませんでしたので、掃除機をお借りして、軽く内部清掃をしました。

途中、いろいろと試してみましたが、結果的に何となく予想していた通り、おそらく「帯電」による症状だったようです。
電源を抜いてしばらく放置し、メモリ、HDDを外して、しばらくしてまた元に戻すと、案の定、正常起動してくれました。
特に冬場に良く起こる症状です。
HDD内のすべてのデータも無事。お客様には外付けのHDDを購入し、外部にデータのバックアップを取るようお勧めしました。6年も使ってれば、いつHDDがダメになっても不思議じゃないですからね。

今回のケースのように、ケースを開けてメモリを取り外し、再度付け直すと症状が治った!ということは、結構あります。今回のPCは、たまたま自作PC用のケース並みに開腹しやすい物でしたが、最近の一体型PCやノートPCなどは、やはり開腹を躊躇するものが多いです。
ご自分でやるのが不安な場合は、私たちのような業者へご依頼ください。

とっても感じのいいお客様で、あれこれお話ししているうちに作業は正味1時間程度でしたが、2時間近くお邪魔してしまいました(#^.^#)

>>福岡市でMac/Windowsパソコン修理のART VISION TOPへ