1億あげます詐欺 犯人ついに逮捕
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20130123-00027802-r25
youtubeの動画を見ている人で、知らない人はいないであろう、このコメント。引用の記事で紹介されている「こういうのに引っかかる人は逆にどんなことなら疑うんだろう」ってコメントが、まさにツボでした。
2000人も引っかかった人がいるらしいですね。ここまで来ると、もう気の毒を通り越して呆れる他ありません。引っかかる方が悪い!
私は福岡で「パソコンの修理」「出張サポート」などの看板を掲げて仕事をしてますが、数年前まで福岡市近郊の小学校に常駐してパソコン関係の用務員さん的な仕事をしてました。
実際は、年間の単元に組み込まれているIT関連(教育機関では『ICT』と呼ぶ事が多い)の授業で、パソコンに不慣れな先生の代わりに授業をしたりもしていました。
その際、高学年の児童には「自由にインターネットでいろいろやってみていいよ」という時間を設けることがありましたが、何をしているのか見回っていると、児童たちの間でいわゆる「プロフ」を作って交換し合うのが流行っていて、何のためらいもなく自分のフルネームや生年月日、住所などを入力していました。
学校という空間では、周りにあるもの、目に入るものすべてが「子供用」にチューニングされたものになっています。校内で見るもの、触れるもの、聞こえるものは、全て「安全なもの」なのです。しかし、パソコンをインターネットにつないだ瞬間、そこはもう学校の中ではないのです。
もちろん、学校のパソコンは市役所が管理していてかなり強力なフィルターがかかってはいますが、いくらでも「隙間」はあります。逆に全ての有害な情報をシャットアウトすることは不可能です。
臭いものにフタをしようとするよりも、臭いものに触れるとどうなるか、を教えることの方が、はるかに有効な教育だと思うのですが、現実的にそれをこなせるスキルを持った教員の育成が追い付いていません。
…書いてて、段々と日本の教育に対する愚痴になってきました(笑)。この辺でやめときましょ。
結論
「インターネットには安全なものより危険なものの方が多いです。ちょっとでも『?』と感じたら、行動を起こす前に、私たちのような者や身の周りの人に一言相談しましょうね」
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