今回もiMacのトラブルです。iMac MA589J/A Late 2006

起動出来ないから、とリカバリディスクを入れてDVD起動すると、アップルマークの起動画面が表示されますが、画面下部に進捗バーがあり、いつまで経ってもそのバーが消えず起動出来ない、という、前回のLate 2009モデルのトラブルと同じ症状です。
この症状は、起動ディスクから内蔵ディスクのエラー修復を自動的に行おうとしてて、結局うまくいかなかった、という場合にこうなるようです。

事前の予測ではHDDのトラブルでほぼ間違いありません。
まずは分解。
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この機種の分解は「粘着テープとの戦い」です。

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正面カバーを下部からこじ開けると、ご覧のように液晶の両側とその下のスピーカー部分がアルミの粘着テープでキッチリとシールドされています。

これを出来るだけ破らないように慎重に上から下まで両側を剥がします。
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剥がして液晶パネルの両側の計4本のネジを外し、液晶パネルを持ち上げるとこんな感じになります。ちなみに、このネジを外す際に本体内蔵の強力なマグネットにかなり“意地悪”をされます。緩めたネジをそ~っと持ち上げようとすると、横のマグネットに「ビタッ!」とくっついて、中々上に上がってきてくれません。ちょっと根気とコツが入りますね。この作業も。

前回のLate 2009モデルで苦労した温度センサーは、この時代はご覧のとおりHDDの側面に両面テープで張り付けられています。(写真のHDD右中央あたりの黒いケーブル部分)
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コチラが拡大写真。

さて、オリジナルは写真の通りアップルマーク入りのWestern Digital 250GB(アップルカスタマイズ品)が入ってましたが、2013年の今時250GBも無いだろう、ってことで、1TBのものについでに換装して差し上げることにしました。
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「Seagate ST1000DM003」をチョイス。

元通りに仮組みしてリカバリディスクから起動。ディスクユーティリティでフォーマットしようと思ったら…。
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一瞬目を疑いました!1TBのはずのHDD容量が7.3TBと、何とも景気のいい大容量で認識されています。

実は、ちょっと予感はしてたんですよね。
オリジナルのHDDはインターフェイスがS-ATA300規格だったのですが、今回チョイスしたものはS-ATA3.0(600)という新しい規格のものでした。
とりあえずフォーマットをかけてみると、案の定下記のエラー。
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まぁ、平たく言うと新しすぎてこのマシンが理解できないヤツを付けちゃった!ってトコです。

しょうがないので、再度S-ATA 300規格のHDDを調達し、今度は無事にフォーマット&インストール完了しました。
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元に戻す際、苦労したのが最初に出てきたアルミ粘着テープのシールドです。これって一度剥がすと、粘着強度が落ちちゃうんですよね。しょうがないので、新たにアルミテープを準備し、写真のようにきれいに貼りなおして完成です!
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旧環境のデータも全て移行出来て、快適にお使いいただけるようになりました。

後日談として、修理完了してお返しした後に「デスクトップにあった大事なデータが全然無いっ!」とお電話をいただきました。一瞬私も真っ青になりましたが、仮にバックアップを取ったフォルダを丸々一個だけ書き戻すのを忘れていたようでした。
当然データをお持ちしようと申し出ましたが、わざわざお客様が出向いて下さいました。しかも私の大好きな甘~いドーナツをお土産に!!
私のうっかりミスでしたが、無事解決してよかったです。

ホントにいいお客様でした!