今回は、この方面に明るい人にとっては「何を今さら!」的なSSD換装のお話です。

元々は、起動できなくなったMacBook Pro(2009)のデータを取り出して欲しい!とのご依頼でした。

電源を入れるとフォルダマークに「?」が点滅してそれきり先に進まない、という症状です。まぁ、お話を聞いた瞬間にハードディスクが壊れてるのが分かりますが、壊れ方にもいろいろな種類というか段階がありますので、一応データレスキューもやってみることにしました。
残念ながらかなり重度の物理障害で、今回はデータは諦めていただくことになりました。

Mac本体の方は、というと、ハードディスクは交換しなくちゃならないのは決定ですので、交換してMacが起動できる状態にします。

その際、最近は特にノート型のパソコンを使われている方にはハードディスク(以下HDD)ではなくソリッドステートドライブ(以下SSD)をお薦めしています。

HDDをSSDに換装する最大のメリットは、スピードアップです。パソコンの起動・終了や、フォルダを開いたり閉じたり、アプリを起動したり、の動作が劇的に速くなります。

その他にも、HDDのように物理的に駆動する機構がないので静かであり、発熱量が小さい=バッテリー寿命が延びる…など、メリット満載です。

デメリットは、価格が高い!ということです。でも、この1~2年で、やっと価格の下降が激しくなり、気軽に手を出せる範囲になってきました。

試しに古い記事をネットで探してみると、2008年の記事でsamsung製の64GBが実勢価格で約10万円でした(-_-;)

現在、64GBは約5千円で入手出来ます。つまり、8年で1/20の価格に下がったってことになります。まぁ、今どきわざわざ64GBは買いませんけどね。

で、今回はコストパフォーマンス的に割とバランスの良い480GBのSSDをご提案して了承をいただき、これに換装することにしました。
純正は160GBでしたので、ちょうど3倍の容量になるわけです。Mac本体の中に大容量の動画とかをたくさん保存しなければ十分な容量です。

換装後、MacOSをインストールして、起動に要する時間を計測してみました。
電源ボタンを押して「ジャ~ン」が鳴ると同時にストップウォッチをスタートして、デスクトップの壁紙が表示されるまで、ジャスト15秒!もうその瞬間から作業開始できます!

換装前のHDDの状態で計測出来てないんで、どれくらい速くなったのかは比較できませんが…(笑)。

下の画像は、ウチにある自作Win7機のWindowsエクスペリエンスインデックスです(結構古いマシンを我慢して使ってますが、壊れてくれないんで買い換えられません…)。システムドライブはデスクトップ用3.5インチHDD。これを見ると一目瞭然です。

win7_captured

全てのスコアが7を上回っているのに、プライマリハードディスク、つまりシステム(OS)が入っているHDDがどんなに頑張っても5.9以上のスコアにはなりません。HDDのスピードの限界です。
SSDに換装すると、プライマリハードディスのスコアも7を超えます。

HDDをシステムドライブとして使うのは、車に例えるとF1エンジンを積んだ車に軽トラック用のタイヤを付けてて、エンジン本来の性能が発揮できないようなものです。

今回のSSDは480GBで工賃込みの2万円台後半でした。動作確認していただき、とても満足していただけました!
SSDの容量が256GBクラスでいいなら、2万円で収まります。

古いMacやWindowsのノートPCを、イライラしながら使っている方、下手すると最新の機種に買い替えたくらいの体感速度向上が望めますよ、ホントに!

いかがでしょ?